長崎文化の源流をたずねて

長崎県と福建省の友好交流30周年を記念して、
双方が協力して主催された展覧会「中国福建博物院展」。

今日のブログのタイトルはそうです、この展覧会のサブタイトルです。

今日(こんにち)、私達が生活している長崎でも福建の歴史文化や慣習が息衝いています。
明清時代の交流から大切に大切に長崎で受け継がれて来た文化の源流を学びに
先日娘と一緒に訪ねて来ました。

主人の母方のルーツでもある福建省。
娘にはもう少し大きくなったらその歴史を学ぶと共に、御先祖様が海を越えて日本に渡り、
ここ長崎でどのようにして人生を切り開いて来たのか知ってほしいなぁ、と考えています。
そしてその逞しいDNA が自分自身にも受け継がれている事を感じて、
長い人生でこれから待ち受ける壁を乗り越える力にしてほしいものです。

あぁ、なんだか個人的な話になってしまいましたが、この展覧会、本当に素晴らしかったのです!!

マルコ・ポーロが書いた『東方見聞録』、
長崎鷹島海底遺跡の出土品(てつはうには興奮しました~)、
そして福建から日本に伝わった美しい陶磁器達。。。

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写真は私が一番印象に残った、左右に千里眼と順風耳を従えている徳化窯の媽祖(まそ)像です。
つややかな乳白色に輝いていて、なんだかぬくもりを感じます。
明代に作られた一級文物(国宝)だそうです。

今回の展覧会は在長崎中国総領事である李文亮総領事をはじめ、
沢山の方のご尽力により予定通り行われました。

様々な意味で貴重な展覧会です。今月30日まで、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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ちょうど歴史博物館で「チャリティーお茶会」が催されていました。
あでやかな和服の女性で沸き上がる会場の中、ライダースジャケット着用で、
ちと場違いな私でしたが、せっかくだからとお抹茶を一服。

優雅なひととき、過ごせました。

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