端午の節句2014

5月は端午の節句。
今年は10ヶ月の息子の初節句。
そして親としても初めて迎える男の子の節句でした。

image

息子が通う保育園の鯉のぼり
(残念ながら我家のは青空を泳ぐいいショットが写せず)。

鯉のぼりは、
むかしむかし、中国黄河上流にある激流の滝を
ある一匹の鯉だけが登り切り、そして竜になった。。。
という、故事から立身出世とともに
子供の成長を願って掲げられるようになりました。

ちなみに「登竜門」という言葉はこの故事から生まれたそうです。

そして、鯉のぼり、矢車の下の吹き流しの五色は
陰陽五行でいう「水金土火木〈黒白黄赤青)」を表す五色で
邪気を払うものとされています。

image

我家の武者幟代わりの鍾馗様。

唐時代の玄宗皇帝が病に伏せた折、この鍾馗様が夢の中に出てきて
そして目が覚めた後、皇帝の病が治っていたという説から
関東地方では厄除けとして端午の節句に飾る風習があるそうです。

この絵の鍾馗様、どことなくお顔が主人と、
そして主人のお父さんに似ているような気がして。

長崎にはない風習ですが、この睨みを利かせた鍾馗様のお顔が
息子の成長を見守るのにピッタシかな、
とワタシの独断で飾っていました。。

image

築町、亀屋饅頭さんの柏餅(with安渓鉄観音)。

柏餅は、古い親葉が枯れても新しい芽が育つまでは
寒い冬の間あいだ落葉せずに、その若い芽を寒風から守るそうです。

このことから、家系が絶えないという意味と子孫繁栄を願って
端午の節句に食べるようになったのだとか。。

ものに気持ちを託して神様、そして自然への感謝や未来への幸せを願う心・・・。

私たちが受け継いだ日本人の素晴らしい古来からの習慣と
あたたかい和の心を大切に
ひとりの親として子供たちに繋いでいきたいと考えています。

紅灯記は還暦・厄入等の賀寿会、家族での会食のご予約を受け付けております。

2階は朱色の円卓で心温まるひとときを、長崎ならではの中華料理とともに。

お気軽にお問合せくださいね(TEL095-826-3004)

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。