紅灯記すぐご近所の長崎市立図書館。
以前は主人が通っていた小学校でした(長崎市立新興善小学校)。
写真は新興善メモリアルホール内のレプリカ。
現在も図書館の敷地の中に残っている門
そしてメモリアルホールには校歌がかざってあります。
「文化のたよりいちはやく 世に伝えたる長崎市」
特に二番は古き良き長崎の情景が目に浮かぶような元気が出る歌詞ですね。
「徳を修めつ智を磨き 文化の春に先がけん」
この地域の教育に携わった方達が
ずっとずっと大切にしてきた想いが伝わってくるかのようです。
たとえ小学校は廃校になっても、
この土地で営み、子供を育てる親の立場として、
その想いを受け継いでいきたいですよね。
そうそう、余談ではありますが、
火野正平さん出演のNHK『にっぽん縦断 こころ旅』。
数年前の第1回の放送はなんと紅灯記で、
この校歌を聞きたいというリクエストを求めて
火野さんがいらっしゃったんですよ。
http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/
図書館はかつて中国貿易で通訳をする役人(唐通事)が
活躍した場所でもあります。
唐通事は通訳だけでなく教養も高く、
中国文化の長崎への導入にも貢献したそうです。
ビジネス街のど真ん中、紅灯記のすぐそばに
長崎と中国が交流したゆかりの場所があるなんて
なんだか嬉しくなります。
まったく身につかない中国語ではありますが、
「どうかご利益がありますように・・・」
と、この石碑を撫でたのは言うまでもありません。。。