母と暮せば

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店休日、主人から「とても良かった」とおすすめされて
長崎が舞台の山田洋次監督の作品、
『母と暮せば』鑑賞してきました。


出演者の皆さんが全編長崎弁を使っていて、
高台にある吉永小百合さんの家から見えるすり鉢状の地形だとか、
会話の中に長崎の馴染みの地名が度々出てきたりと、
地元の人間にはとても嬉しい作品です。

また当時の中華街で二宮和也さんが
とっても美味しそうにちゃんぼん食べるシーンも!


戦後70年の節目に作られたこの作品、
平和について、
戦争について、
本当に大切なものとは、
山田洋次監督のメッセージが随所に散りばめられていました。

今の私達の生活がなんて恵まれているんだろう、
家族が健康に無事に暮らしていること、一見当たり前に思える事に
感謝しないといけない、
忘れがちな事を気づかされました。

大ヒット上映中とのこと、
館内には長女くらいの小さいお子様から若い女性、家族連れ、
そして年配の方がお友達同士だったりと様々な年代の方で賑わっていました。

涙あり、ユーモアあり、
胸が熱くなる作品です。
ぜひご覧になってくださいね。

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2月3日。
鍛冶屋町の八坂神社の節分祭に
子供達と出かけました。

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小さい時から知ってるご近所の方、
娘が通う保育園のお友達、
私の大好きな友人達、
普段お世話になってる地域の方・・・。

鬼火がゆらゆら揺れる光の中で
たくさんの方と再会できて、
空気は冷たいのに心はあったかくなる夜です。

年女の私、
今年の抱負と言いますか、
自分の近くにいる人の心を
あたたかく灯せる人間になれるように
心がけたいな、と。


『母と暮せば』を観て、そう思いました。


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今年もよろしくお願いいたします

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只今発売中、リニューアルしたばかりのながさきプレス1月号、
永田玄さんの新連載『長崎偏愛ノート』
記念すべき第一回目に紅灯記の名前がちらっと載ってます。

これから玄さんワールドを通して見えてくる長崎が楽しみです。

良かったらご覧くださいね。

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写真は今年の干支、さるの人形、

「見ざる、言わざる、聞かざる」

昔から懇意にしてくださる方の手作りです。

それぞれ絞りに紅型(びんがた)と
立派な羽織りを着ていて
愛嬌ある微笑ましいさる達です。

毎年、心のこもった手作りの贈り物、
とても嬉しいです。

ありがとうございます。

今年は申年。

たくさん笑って、
厄や病が「去る(さる)」、
皆様にとって幸福な一年になりますように。


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2015年、今年もお世話になりました。

年末年始のお知らせです。
年内の営業は29日で終了いたしました。
30日(水)~新年1月4日(月)まで休業いたします。

年明けは1月5日(火)のランチタイムから営業となります。

今年もご愛顧ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。
紅灯記


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家族が増えました。

九月の下旬に第三子となる次女を出産しました。

るいちゃん

産婦人科の先生とスタッフの皆さん、
初めてお世話になったのは長女を出産した6年前。

通院のたびに顔なじみの友人のようにあたたかく迎え入れてくれ、
始終リラックスして過ごすことができました。

そして、お祝いのメッセージを送ってくださったり、
出産前後ずっと体調を気にかけてくれた友人の皆さん、

ご来店の時や店の外でお会いした時に
「頑張ってね」と声をかけてくれた方々、

私が保育園の行事に参加できなかった時も、
いつも上の子達を温かく見守ってくれる保護者の方や園の先生達、

最後に、心身ともに万全のサポートしてくれる家族。。

本当にありがとうございました。

「子育て」というのは「親と子」の一対一の関係ではなく、
親子で社会と関わりあって成り立っていくものだと、
つくづく感じています。

さぁ、我が家の登場人物はこれで勢揃い(今のところは…)!!

未来に向かって、仕事に情熱を注ぎながら
子育てに全力疾走するのみです。

5人になった譚家を今後もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログ


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最近のこと

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お久しぶりです。
このブログも放置したまま約半年。。。

2015年も気づけば下半期に突入してしまいました。

先日、いつもお世話になってる方に誘われて
唐比の蓮池へ足を運びました。
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「ママ、知ってる?蓮池の奥は地獄だよ」

保育園で芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を読んだ娘が教えてくれました。

物語の冒頭、お釈迦様が蓮池を散歩するシーン。

同じように蓮の花の澄んだ芳しい香が漂っていました。

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泥の中から咲き乱れる、怖いくらいの美しさ。

現世と、どこか違う世界の境目が曖昧になったような光景です。

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蓮を鑑賞した後は桃狩りに島原へ。

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長崎の海や空、そして鮮やかな緑。。。

車内から長崎の豊かな自然を眺めていると、
そのキラキラ輝く海や緑の木々のいたるところに
神様が宿っているように感じます。

八百万の神。
今よりずっと自然と密接に生きていた古代の人にとっては
もっと強い感覚だったかもしれません。

日本人として大切にし、受け継いでいきたい感覚です。

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そして、先週末。
出産前に行きたかったもう一つの場所、
大宰府の九州国立博物館で開催中の
『大英博物館展』へ行きました。

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大英博物館の中から選りすぐりの100の展示物の中で
強く惹きつけられたのはこの5000年前の縄文土器。
(写真はカタログより)

たかが日用品、されど日用品。
食糧を入れる器に、
こまかくこまかく縄の模様が押し付けられています。

この土器を眺めていると
大昔に生きた人たちの、美しいものを追及する気持ちが伝わり、
現代に生きる私達となんだか似ているような、美を愛するという共通の部分が感じられて
今現在と約5000年前をすぐ身近に結びつけられたような不思議な感覚になりました。

『大英博物館展』、九州国立博物館にて9月6日まで開催中です。

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わたくし事ではございますが、ただ今第3子妊娠中(9月出産予定)。

出産するまで、また少しでもブログが更新できたら、と思っています。

今年も長崎の夏は暑いです、皆様が無病息災で乗り切れますように・・・。


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2015年、羊年大吉。

2015年、新しい年の幕開けです。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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写真は長い間、懇意にしてくださる方の手作りの熊手。

鯛にお多福に鶴に伊勢海老・・・。

おめでたいモチーフが古布で作られています。

日本ならではの作品ですが、当店の赤いランタンにもぴったりです。

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そしてレジ横には新しい作品も・・・。

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この獅子舞ちゃん、顔は義父さん、

そしてガニ股の足の格好はよちよち歩きの息子にそっくりです。

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今年はひつじ年。

新作のひつじちゃんはよーく見てみると俵に稲穂に打ち出の小槌・・・。

またまたおめでたいものをたくさん背負って可愛らしくて、

見るたびに心が和みます。

作ってくださった方の気持ちが伝わり、
今年もなんだかいい1年になりそうな気がします。

そうそう、なんだかんだで放置していたこのブログ。
今年は更新回数を増やせたらいいな・・・、
とかるーく心に誓いました。

本年もどうぞ紅灯記(そしてこのブログ)をよろしくお願い申し上げます。

2015年、皆様にとって素晴らしい年になりますように。


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2014、今年を振り返り・・・。

すっかりご無沙汰していたブログ…。 久しぶりの更新です。
2014年度の我家の思い出といえば… 長崎くんち一色。

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当店が所在している万才町が踊り町でした。

私達夫婦は生粋のじげもんですが、 ゼロからくんち奉納に参加するの初めて。
サポートしてくださった万才町、 ほか地域の皆様、 そして家族とスタッフ。

またあたたかく応援してくださったご友人の皆様、 本当にありがとうございました。

近くで数か月間、長崎の伝統芸能に触れられて 貴重な体験でした。

約400年続く長崎のお祭りに参加したことで 長崎の季節の移ろいを
いつもより強く感じた一年でもありました。

私達、飲食に携わる人間は、 朝の開店準備から 料理の仕込み、
日中の営業時間に終了後の後片付け… と日々、アナログと言いますか、
肉体労働によって時間が過ぎていきます。

そのライフスタイルの中で 旬の食材の香りや色鮮やかさ、
長崎の風景や自然の美しさを体と心で直接感じて、
〈料理〉という手段で皆様にお伝えすることが
私達の役目であり、幸せなんだと実感した一年でもありました。

2015年も〈中華〉というジャンルで
長崎の食文化に微力ながら貢献できるよう 努めて参ります。

年末年始の営業日のお知らせです。

本日29日が年内最終営業日、 12月30日(火)~新年1月4日(日)までお休みいたします。

年明けの営業は1月5日(土)ランチタイムからとなります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年が皆様にとって素晴らしい年になりますように・・・。

中国の技 長崎の旬
中国料理 紅灯記  譚亮

 


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中国盆2014

旧暦の7月26、27、28日の三日間は普度蘭盆勝会。

「中国盆」(華僑の間では通称「ポール」と呼ばれる)で崇福寺は賑わいます。

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ここは、まるで日本を離れたかのよう、
〈中国〉の濃度と湿度が高く感じられます。

 

お供え物。

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全国から御先祖様を供養するために華僑の方が集まり、
崇福寺で寝食共にして過ごします。

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精進料理、檀家で集まって食します。
その年で担当の中華料理屋さんが変わるんですよ。

最終日のお供え物は圧巻です。

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前日の準備の模様。
怖いくらいの赤い色です。

 

私は生まれ育った実家が崇福寺さんの近くだったので
小さい頃、亡き祖父母にこの中国盆の崇福寺さんに
連れて行ってもらってた事を今でもよく覚えています。

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激しい爆竹音と供に金山銀山が燃やされます。

この炎を見つめながら、中国から日本に渡って来たご先祖様のこと、

いま現在、私達が住んでいる日本という国について、

そしてまだまだ先の事だとは思いますが、

私達が鬼籍に入った頃の未来について想像してみたりして。。

普段はなかなか会えない親族や華僑の先輩方との再会、

またお会いできる日を楽しみに、母親として

そしてひとりの長崎の飲食に携わるものとして・・・

大切に日々を重ねていこうと思います。

今と未来、現世とあの世が混じり合う濃厚な長崎の3日間です。


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端午の節句2014

5月は端午の節句。
今年は10ヶ月の息子の初節句。
そして親としても初めて迎える男の子の節句でした。

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息子が通う保育園の鯉のぼり
(残念ながら我家のは青空を泳ぐいいショットが写せず)。

鯉のぼりは、
むかしむかし、中国黄河上流にある激流の滝を
ある一匹の鯉だけが登り切り、そして竜になった。。。
という、故事から立身出世とともに
子供の成長を願って掲げられるようになりました。

ちなみに「登竜門」という言葉はこの故事から生まれたそうです。

そして、鯉のぼり、矢車の下の吹き流しの五色は
陰陽五行でいう「水金土火木〈黒白黄赤青)」を表す五色で
邪気を払うものとされています。

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我家の武者幟代わりの鍾馗様。

唐時代の玄宗皇帝が病に伏せた折、この鍾馗様が夢の中に出てきて
そして目が覚めた後、皇帝の病が治っていたという説から
関東地方では厄除けとして端午の節句に飾る風習があるそうです。

この絵の鍾馗様、どことなくお顔が主人と、
そして主人のお父さんに似ているような気がして。

長崎にはない風習ですが、この睨みを利かせた鍾馗様のお顔が
息子の成長を見守るのにピッタシかな、
とワタシの独断で飾っていました。。

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築町、亀屋饅頭さんの柏餅(with安渓鉄観音)。

柏餅は、古い親葉が枯れても新しい芽が育つまでは
寒い冬の間あいだ落葉せずに、その若い芽を寒風から守るそうです。

このことから、家系が絶えないという意味と子孫繁栄を願って
端午の節句に食べるようになったのだとか。。

ものに気持ちを託して神様、そして自然への感謝や未来への幸せを願う心・・・。

私たちが受け継いだ日本人の素晴らしい古来からの習慣と
あたたかい和の心を大切に
ひとりの親として子供たちに繋いでいきたいと考えています。

紅灯記は還暦・厄入等の賀寿会、家族での会食のご予約を受け付けております。

2階は朱色の円卓で心温まるひとときを、長崎ならではの中華料理とともに。

お気軽にお問合せくださいね(TEL095-826-3004)


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清明節2014

先日4月1日、旧暦3月2日のこの日は清明節、
または「踏青(タアチン)」といい、中国ではご先祖様のお墓参りをします。

むかし、中国では旧暦でいうと上巳の節句の頃にあたるこの時季に
野外へ出かけ、青々とした若草を踏み、
酒を酌み交わすことで厄除けの祓としてきたそうです。

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稲佐の悟真寺にて。

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青い気持ちのいい澄んだ空。
長崎の美しい景色が見渡せます。

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満開とは言えませんが、
嬉しいことにこの日はまだ桜が残っていました。

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古来日本では桜の「さ」は、稲作や穀物の神様を表していたのだとか。
だから「皐月(さつき)に早乙女(さおとめ)が早苗(さなえ)を植える」
…というように、稲作に纏わる言葉には「さ」の字が使われているそうです。

そして、さくらの「くら」は、その稲作の神様「さ」が鎮座する場所を指し、
「さくら」という花の名前は「神様がいる場所」という意味だそうです。

むかし、お花見はきっと豊穣を祈る大切な神事の一つだったのですね。

わたし達日本人が今も昔も変わらず桜を愛でる理由がよく分かります。

「いざや いざや 見に行かん」

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家族で和んでいると、ふわりと桜吹雪が。

まるでご先祖様が「いつも見守っているよ〜」と伝えているような、
あたたかくて柔らかい風が頬をそっと撫でてくれました。


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