地上の天宮 北京・故宮博物院展

長崎歴史博物館で「北京・故宮博物院展」が催されています。

「宮廷に生きた女性とこども」をテーマに集められた約200点の貴重な文物,
先日家族で拝観してきました。


西太后70歳を祝う「万寿慶典」用磁器。
皇帝だけに許された黄色を地色におめでたい図案が施されています。


光緒帝皇后の吉服。婚儀の時に身につけていたものだそうです、
美しくて細かい刺繍にずーっと見入っていると、
フワっとその時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

「金漆彫龍宝座」。紫禁城で皇后が用いた椅子です。
九頭の龍や吉祥を表す蝙蝠の彫刻とどっしりとした質感、
当時の清の国の権威と伝統が伝わって、見る者(わたし)を圧倒させます。
ちょっとでいいから座ってみたいですね・・・。


真珠や宝石がちりばめられたイギリス製のからくり時計。
当時紫禁城には西洋との交易によりさまざまな工芸品や宝石が調達され、
宮廷を彩っていました。
精巧に作られたこの時計、当時の華やかな宮廷の生活が垣間見えるかのようです。

故宮博物院が所蔵する豪華な調度品から優雅な宮廷文化を
ここ長崎で堪能できるとても興味深い展覧会です。

開催は今月17日まで。紅灯記に割引券付きのフライヤーあります。
ぜひ足を運んでみてくださいね♪♪

 

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人生の醍醐「味」(?)

紅灯記のフロアーに飾ってある一枚の額縁。

お客様によく「なんて書いてあるんですか?」と尋ねられます。

古くから伝わる中国の5つの味、日本でいう「さしすせそ」が書かれています。

日本の「さしすせそ」は、「さ」は砂糖と酒、「し」は塩、「す」は「酢」、「せ」は醤油、
そして「そ」はお味噌のそ。

そして中国の五味は辛味(唐辛子等の刺激のある辛さ)と甘味と鹹(見慣れない漢字でしょうが
塩味のしょっぱさを表しています)、そして酸味と苦み(ニガウリやお茶の渋み等)。
これに山椒などの痺れる味覚を表す「麻」を入れた六味が中国で大切にされてきた味覚です。
(ちなみに正確にいうと現代中国語で「刺激のある辛さ」は「辣」と表します。
古代中国では「辛」でも表していたそうです。)

「からくて、あまくて、すっぱくて、しょっぱくて、にがい」なんて、
まるで人生のようですね。

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もう一つのオリンピック

連日のロンドンオリンピックでの日本勢の活躍に目頭や胸を熱くしている方も多いと思います。
今年、長崎でも「オリンピック」と称される大会が開かれることをご存知でしょうか?

5年に1度の和牛品評会、「第10回全国和牛能力共進会(通称和牛のオリンピック)」が
2012年10月25日から29日に島原、佐世保の両市で開催されます。

全国でも有名な飛騨牛はこの大会を機に全国に広まったそうです。

紅灯記は長崎和牛を応援するために県民の皆様に味わっていただこうと
長崎和牛を使ったメニューを提供しています。。

1品目は「長崎和牛の炙り麻辣 サラダ」。

「サシ」が程よく入った上質な長崎和牛の肉を炙って、
ジューシーに召し上がっていただけます。
野菜のシャキシャキとした食感と一緒に楽しんでください。

5月に出店しましたアミュプラザ5階、期間限定ショップ「nagareんばぁcho」でも
御好評いただいた一品です。

2品目は「長崎和牛ランプと季節野菜炒め」。

長崎和牛のランプの柔らかい上質な肉質を
中華料理独自の強火の「炒め」によって味わっていただけます。

また、コースでも長崎和牛を使ったお料理をご用意しております。

長崎の旬の食材を中華の技で。

長崎の和牛を美味しく応援しませんか。

オリンピックの年の貴方の記憶に残る一品に。どうぞ召し上がってくださいね。

 

 

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ぎおんまつり

明日(7月27日)から三日間、鍛冶屋町の八坂神社さんでぎおんまつりが始まります。

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長崎では「祇園さん」として親しまれている夏祭りです。

期間中販売されているほおずきは実がガク(カヤ)に包まれていることから、
厄除け雷よけのお守りとしての言い伝えもあります。

ちなみにほおずきは英語で「chinese  lantern plant 」と言うそうで、
当店にぴったりの植物です(笑)。

昔から浴衣姿で祇園さんにお参りするのが長崎っ子の真夏の始まり。

もしかしたら坂本龍馬も足を運んだかもしれません・・・。

私もたまにはチャイナドレスではなく浴衣でも着て、祇園さんへ参拝しに行こうかしら。。。

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シャガール展愛の物語

長崎県美術館で催されているシャガール展に行って来ました。

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シャガールの絵は、恋人達が宙を飛んでいたり大きさが合わなかったりと不思議なものが多い。

でも、彼が自伝で「私を幻想的と呼ばないでほしい」と語ったように彼は自分をレアリストと考え、
彼にとっての「現実」をカンヴァスに描いたようです。

それは、妻ベラへの愛、娘イダと後妻への家族愛、
ユダヤ人としての民族愛、生まれ育った故郷ロシア・ヴィテブスクの郷土愛。。。

そしてユダヤ人としての意識が「悲劇と茶番」、「ユーモアと悲しみ」と、相反するものを融け合わせて
シャガール独自の世界を創りだしています。

シャガールが奏でるたくさんの愛に溢れた美術展です、
観賞後はあたたかい気持ちになりますよ。

展示は7月22日まで。

 

余談ですが、娘がちょうどお昼寝をしてくれたのでシャガール展特別メニュー、
「雲仙豚の生ハムとワインのセット」もゆっくり楽しめました♪

残りわずかですが紅灯記にも割引券あります~。

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よだれ鶏

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7月1日の日経新聞に疲労回復に効果がある「抗疲労食」についての記事が掲載されていました。

カツオのたたきや蒸し鶏には疲労を感じる原因になる活性酸素を抑える効果がある、抗酸化物質を多く含んでいるとか。。フムフム・・・。

で、何をお伝えしたいかと言いますと(笑)

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ジャン!

紅灯記のメニュー、「四川風蒸し鶏麻辣味(通称よだれ鶏)」。

よだれ鶏とは「よだれが出る程美味しい」という逸話から名付けられたそう。
これからの季節にピッタリのメニューです。
ビールもすすみますよ~♪

長崎の暑い夏を快適に過ごしたいですね。

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えんつぁん

えんちゃ〜ん!

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